インターネット環境不要、オフラインで瞬間的に使える翻訳機「ili(イリー)」を持って、台湾で「美しい」を写真に収める旅。
前回はDay 1. ili(イリー)翻訳機と共に、台湾の「美しい」を探す。で九份に行った1日目の様子をお届けしました。今回は2日目に行った絶景スポットの様子をお届けしたいと思います。
3〜5月の間しか見れない老梅石槽に行く
1日目は体調不良で終わり、早々とホテルに戻って眠りについたお陰か、2日目の朝にはすっかり回復していました。
2日目には、台北海岸沿いの岩石に苔が覆うことで絶景となる「老梅石槽」という場所へ行きたいと思います。
老梅石槽は暖かくなってくると強い日差しで苔が消えてしまうため、3〜5月の間しか見ることのできない絶景スポットです。
早速iliで、ホテルからタクシーで「淡水駅まで行きたい」と伝えます。一方向翻訳のiliは「〜したい」という要望を瞬時に伝えるのにかなり適しています。オフラインで使用できるので都度接続環境を気にしなくていいのは快適。台北市内のホテルから淡水駅までは50分ほど。
淡水駅に着き、ここからバスに乗り換えます。と、その前に1日目バスに乗って現金で支払いの面倒臭さを感じていました。
そこで、日本でおなじみsuicaと同じ役割の「悠遊卡(ヨウヨウカー)」というものを購入。
iliで「ヨウヨウカーが欲しい」と伝え、カード本体を100元で手に入れます。「500元をチャージしたい」と伝え、その場でチャージしてもらいました。これで台湾で乗り物の支払いがスムーズに。特にバスはお釣りが出ないので、これがあるとかなり便利です。
いざ、バスに乗り込もうとしましたが、老梅行きのバス停がどれか分からない…。とりあえず座って検索しようとしていると、カメラとiliをぶら下げているせいか、年配の女性の方に声をかけていただいた。
iliで「ここに行きたいと」老梅石槽の写真を見せながら聞いてみたところ、日本語が話せるようで親切にバス停まで案内してくれました。台湾に着いてから初めて日本語が話せる人に出会いました。正直もっと日本語が話せる人だらけだろうと思ってはいたものの、意外と出会わなかった。iliは日本語以外全く話せない僕にとってはもはや必須のツール。
無事、老梅行きのバスに乗車し40分ほどで目的地にたどり着きました。
住宅街を通り、目的地の老梅石槽まで歩きます。
海岸近くにあった屋台の人に声を掛けられたので、せっかくなので立ち寄ってみます。
もちろん日本語は全く通じないので「1番オススメのものが欲しい」とiliで伝えてみます。
ゼリーが入っている、さっぱりとした味の飲み物をいただきました。「これを入れるともっと美味しいよ」みたいな素振りをしてきたので、入れてもらいます。オレンジ味のソースで、さっぱりとしたゼリーによく合います。
老梅石槽を撮る
僕が訪れた時期でも十分綺麗でしたが、もう少し早い時期であれば、もっと苔で覆われていて綺麗なんだそうです。
野柳地質公園へ向かう
時間的にもまだお昼頃だったので、他にも行きたかった野柳地質公園へ向かうことに。
老梅から40分ほどで野柳に到着します。
なんとも海外らしい立派な地形。
早速、中に入るための入園券を80元で購入。
この岩石は1000万年におよぶ地殻運動、海蝕、風蝕の影響を受けて、奇抜な海岸景観となったそうです。絶対に日本じゃ見ることができなそうな不思議な地形。
野柳地質公園の入口から岬の端までの長さは、およそ1.7キロメートル。
結構奥まで行けるようなので、せっかくなのでまた山の頂上を目指すことに。(懲りてない)
1日目の基隆山に比べればあっという間に頂上に着きました。(もちろん観光客は1人もいなかった)見晴らしも良く、風があって気持ちの良い光景。
野柳から台北へ
無事奥まで到達したので下山し、1日目全く観光できなかった台北に向かうことに。
バス停に向かうまでの港の景色がなんとも美しくて思わず立ち止まってしまいました。レトロな街並みが美しい。
帰りは野柳からバスで1時間30分ほどかけて台北に戻ります。
鼎泰豊にて夕飯
台北をふらふらと歩いていると鼎泰豊というお店を発見。日本にもあるらしいのですが、行ったことがない。せっかくなので鼎泰豊で夕飯を食べることにしました。夕飯時間より少し早めに入店したものの、結構列ができています。
僕は小籠包とチャーハンを注文しました。醤油と酢をオススメの分量でいれてもらいます。味は思った通り滅茶苦茶美味しい。チャーハンももちろん美味しかったのですが、小籠包はずっと食べ続けられるんじゃないかというくらいかなり美味しい。日本に帰ってからもまた行こう…!
ホテルは圓山大飯店
1日目は体調不良でホテルを全く満喫できていなかったのですが、台湾での宿泊先は圓山大飯店というホテルに泊まります。
世界10大ホテルのひとつにも入っているようで、ホテルの外観から内装まで圧倒する存在感。ロビーはとても広くゆったりしていて、夜にはピアノとバイオリンの生演奏が行われていました。豪華絢爛な見た目だけでなくホテルマンや清掃スタッフの気配りがとても素晴らしかったです。
圓山大飯店は台北駅から少し離れており、周りにはコンビニが歩いていける距離にないため、利便性には欠けます。しかし人生に一度は泊まって欲しいと思えるホテルでした。
Day 2. 写真まとめ
僕が特に「美しい」と感じた写真をピックアップします。
【次回】Day 3~4. アジアのウユニ塩湖「高美湿地」へ
次回は3〜4日目の様子をまとめて紹介します。3日目はアジアのウユニ塩湖と言われる台中にある高美湿地へ。4日目には台北の街並みや、またも再び山に登り美しい風景を撮り歩きました。
3〜4日目の記事は明日公開します!明日の公開をお楽しみに!
追記: 3〜4日目の様子を更新しました!
Day 3 ~ 4. ili(イリー)翻訳機と共に、台湾の「美しい」を探す。
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