普段から本屋に入るのが好きで、暇さえあればふらっと本屋に立ち寄ります。
先日、本屋に入った瞬間に目に留まった1冊の本。
「けっきょく、よはく。」というデザインレイアウトに関しての本です。
洗練された表紙のデザインから美しい紙の質感に引き込まれ、パラパラとめくってみては、すぐに購入しました。
「けっきょく、よはく。」 – ingectar-e
引用元: けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本より
レイアウトデザインにおいての正解とは、「情報が整理され、デザインがより洗練されていること」。美しいレイアウトデザインには「余白」がつくられていることが共通している。
この本では、レイアウトデザインのNG作例とOK作例をそれぞれ比較し、何故ダメなのか?が細かく解説されています。
洗練されているデザインは「余白」が共通している
引用元: けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本より
左のポスター、パッと見て悪くないような気もしました。
しかし、右に目を配ると一番見せたい写真の周りに余白がつくられ、写真に視線が集中されるように。左のデザインと比べ、より印象に残りやすいポスターになった感じがします。
引用元: けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本より
NG作例とOK作例が細かく解説された後は、他のレイアウトパターンもいくつか紹介されています。
まだまだレイアウトデザイン勉強中の僕にとっては、1つのOK作例に限らず、このようにいくつかのレイアウトパターンが紹介されていると非常に参考になる。
引用元: けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本より
さらには、ポスターのテイストに合うフォントや配色が3パターン紹介されています。フォントに関しては全てAdobe Typekitで提供されているものが紹介されているので、Adobe Creative Cloudユーザーであればオススメされているフォントはすべて使えます。
色の与える印象だったり、フォントの使い分けに関してもっと勉強していきたいと思っていたところだったので、デザイン初心者にとっては非常に役立つデザインの教科書。
余白があるから情報が引き立ち、余白があるから洗練される
引用元: けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本より
先日、美容師からWebデザイナーに転職しました。の記事でもお伝えした通り、現在早速新しい環境で働いています。
まだまだ勉強中で、もっとデザインスキルの向上を目指したい。特に僕はレイアウトデザインやフォントの使い分け、テイストに合わせた色使いが苦手です。この本を繰り返し読んで「余白」をマスターしたデザインを作りたい。
カフェデザインやサロンデザイン、ビジネスデザインなど様々なシーンを想定して丁寧に解説されているので、僕のようにデザイン初心者の方や、これからデザインを学んでいきたいと考えている方に非常に役立つデザイン本だと思います。
気になった方は書店で手に取ってみてはいかがでしょうか。
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